法人概要

経緯

自閉スペクトラム症の人たちのための運動体として活動してきた京都府自閉症協会が、自ら事業を展開するために、2001年3月にNPO法人あすく(当時はNPO法人法人生活支援センターあすく)を設立しました。2001年4月に障害者支援事業所工房あすくを開所。2006年8月より一時休所しましたが、2008年8月に現在の場所(京都市伏見区深草六反田町4-9)で再開しました。

ミッション

NPO法人あすくは、京都府内の自閉スペクトラム症の人が、地域の中で主体的に生きられるような支援を行い、共生的社会の実現に寄与することを目指します。この目的を達成するために、次の4つの基本理念に基づいた活動を進めます。

1.障害特性を正しく理解し支援を行う
2.地域の中で「働く」「遊ぶ」「暮らす」ための包括的支援を行う
3.個性の尊重と個性を生かした多様な支援を行う
4.自閉スペクトラム症の人の支援モデルとして、地域社会に情報発信を行う

事業

1 障害者支援事業:工房あすくの運営

障害者総合支援法に基づく生活介護事業及び自立訓練(生活訓練)事業を実施しています。
現在、工房あすくデイセンターと工房あすくネクストの2か所の事業所があります。

2 研修事業

自閉スペクトラム症の特性理解、特性に基づいた支援についての研修を行い、京都府内の人材育成に貢献することを目指しています。

<これまでに開催した研修>
• 自閉症支援者スタッフ養成研修
• フォローアップ研修
• 医療関係者のための自閉症セミナー
• 自閉症支援スタッフ・ワークショップ
• 特別講演会(吉田友子先生)
• 自閉症支援講演会
• アセスメントセミナー
• 門眞一郎先生自閉症スペクトラム連続講座
• 自閉症支援実践講座
• 高機能自閉症スペクトラム連続講座
• 超!入門自閉症支援講座
• 京都府自閉症協会と共催の研修事業

3 広報・啓発事業

自閉スペクトラム症に関する社会の理解を促進し、地域の中で生活することを支援するための事業を行っています。

(1) 医療関係者対象の啓発事業

自閉スペクトラム症の人が安心して医療機関を受診したり、検診を受けられるための事業です。
ⅰ)医療用絵カードの頒布
ⅱ)DVD「学校検診で出来る工夫」の頒布
ⅲ)スペシャルニーズ向け歯ブラシセットの頒布

(2) 世界自閉症啓発デー in 京都への協力

(3) Webサイトの運営

法人の理念、活動を地域社会に発信し、広く理解者、支援者を増やすためにホームページを運営しています。

(4) ニューズレターあすくの発行

NPO法人あすくの活動紹介と自閉スペクトラム症の支援に関する情報を掲載します。

(5) 書籍等の販売

自閉スペクトラム症の理解を促進するための書籍を京都府自閉症協会と共同で頒布しています。

所在地

京都市伏見区深草六反田町4-9

定款

定款(PDF)

事業報告

2020年度事業報告書等(PDF)

2019年度事業報告書等(PDF)

2018年度事業報告書等(PDF)

2017年度事業報告書等(PDF)

役員

理事長  中原 誠哉
理 事  岡 美智子
理 事  髙橋 健
理 事  村松 陽子
理 事  松上 利男
理 事  宮内 賀永子
理 事  門 眞一郎
監 事  上杉 国彦